とーみ屋コラム

ワイ(オナモ)のお話し

「ワイ」ってなに?


タイの伝統的な挨拶で、胸の高さに合わせてお辞儀をします。
手と手をくっつけないで、「芽が出てふくらんでー花が咲いたらじゃんけん」の
ふくらんで状態が正しいみたい。
ワイは僧侶にするのと、目上の人、友達とか同じ世代の人で3段階にわかれていて
僧侶→お辞儀と同時に手を上にあげて、親指が眉間あたりにくるくらいにする
目上の人→お辞儀と同時に手をあげて、親指を鼻くらいにする
同世代→お辞儀と同紙に手をあげて、親指が顎くらい

タイ式では通常、施術を始めるときに「ワイ」から始めます。

お客様へ最初にご挨拶するときも「ワイ」を行いますが、
施術スタート時の「ワイ」は、自分の先生やタイマッサージの父と言われている「シヴァゴ先生」へ
感謝の気持ちと、これから良い施術を行っていけるようにご支援くださいという
祈りが込められています。

タイマッサージのスクールでは、
「オナモ」と言われるマントラも同時に習い、唱えるスクールが多いです。
私も最初に通ったスクールはオナモスタートでした。

オナモは一日の最初に師への感謝と
今日も一日私たちの肉体を通して、お客様に健康と幸せがもたらされるように的な内容だと聞いています。
施術の前に毎回唱える人もいますし、一日の始まりに唱える人もいます。

これだけ聞くとなんか宗教っぽいですけど
タイマッサージが寺院から広がったというのもありますし
特に信仰は関係ないというふうに、私は教えられました。

ワイは私はなんだか挨拶の時にするのが習慣になっていて
普段もやってしまいます

お客様の中でも、特に日本人の方はワイを返してくださるかたもいらっしゃいます。
ちょっと神聖な気持ちになったりましますよね

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